口腔外科医としてのキャリアをどう考えているか?日本の口腔外科医の現状を知るための実態・意識調査を実施します

公益社団法人 日本口腔外科学会会員の皆様

管理職が持つ従来の意識が若手や女性の活躍を阻んでいないか?時代に合った管理ができていないのでは?という意見があります。公益社団法人 日本口腔外科学会正会員数は2023年6月30日現在で11,420名になりました。女性歯科医師数の増加に伴い、本学会の女性会員数も増加しています。しかし、女性専門医、指導医の数は少ないままです。口腔外科の専門性をどこまで突き詰めたいか?といった口腔外科医としてのキャリアに対する意識ならびに職場の環境について、本学会の女性会員を対象とした調査を実施し、その現状と課題について本学会総会や学会誌総説で発信してきました。「男女共同参画」、「ダイバーシティ」など標語としてはよく目にしますが、理想的な環境実現への道のりはまだ遠いようです。

口腔外科の第一線で活躍されている先生、あるいは一線を退いた先生、目標が定まりその実現にむけて日々研鑽している先生、ライフワークバランスに悩み自分のキャリアのゴールが見通しにくい先生、明確な将来像を描けていない卒後まもない先生、若手や女性を登用したいが懸念がある管理職の先生など、会員の皆様が置かれている立場は様々です。

そこで、男女年齢を問わず、口腔外科医としてライフイベントとキャリア形成が両立できる環境をつくるために、対象をすべての正会員として、口腔外科医の実態・意識の現状を把握することを目的とした調査を実施いたします。

つきましては、下記のURLから調査票に回答をお願いいたします。回答に要する時間は10分程度です。調査は個人情報保護法を遵守し、個人が特定できない形で管理します。結果は本調査目的のみの使用に限り、第68回本学会学術大会のシンポジウムや学術誌、近日公開予定のホームページ上で共有できるようにいたします。よろしくお願い申し上げます。

URL: https://www16.webcas.net/form/pub/jsoms/form
回答期限は9月24日(日)17時です(延長いたしました)。
日本口腔外科学会倫理審査承認ずみ(2022-003)

2023年8月吉日

公益社団法人 日本口腔外科学会
研究責任者:ダイバーシティ推進委員会委員長 日比英晴
研究担当:ダイバーシティ推進委員会委員 矢郷 香
ダイバーシティ推進委員会委員 山城正司
ダイバーシティ推進委員会委員 栗林和代
ダイバーシティ推進委員会委員 吉岡德枝