国外の学術団体との関係

国際口腔顎顔面外科学会
International Association of Oral and Maxillofacial Surgeons (IAOMS)

国際口腔顎顔面外科学会(IAOMS)でも日本は重要な役割を果たしており、アメリカに次ぐ第2位の会員数(約800名)を擁しています。
現在IAOMSでは国際専門医認定機構(IBCSOMS)のもとに国際口腔顎顔面外科専門医制度をつくり、2015年に大阪で第1回の認定試験を行いました。昨年はインドで行われ、本年はベルギーで試験が予定されています。Regionalizationを推進しており、その中でとくに口腔顎顔面外科の教育及び医療援助は重要な課題です。日本はアジア地域を中心に援助活動をすることが決まっており、現在、具体的な活動が明らかにされつつあります。スリランカにおける口腔癌の治療及び研修をはじめ、日本口唇口蓋裂協会が行っているベトナム、インドネシア、ミャンマーなどの医療活動を援助すると共に、さらに充実させてゆくことになっています。将来的にはスリランカ ペラデニア大学内に口腔疾患の教育、治療、卒後研修を受け入れるセンターをつくり、アジア各国の口腔顎顔面外科医を呼び寄せ、教育することも検討されています。
IAOMSの役員人事では栗田賢一教授がアジア地域からの理事として、また、高橋教授が評議員として活躍しています。なお、IAOMSの日本事務局が日本口腔外科学会事務局内に開設されており、入会手続き、会費の徴収もあわせて行っています。

アジア口腔顎顔面外科学会
Asian Association of Oral and Maxillofacial Surgeons(Asian AOMS)

アジア口腔顎顔面外科学会から発行されている「Journal of Oral and Maxillofacial Surgery, Medicine, and Pathology (J Oral Maxillofac Surg Med Pathol )」を、日本口腔外科学会は英文機関誌として規定しています。
同学会は1989年に発足し、第1回大会がフィリピンのマニラで開催されて以降、近年では4年に一度開催されるようになり、2016年に第12回大会が再度マニラで開催されました。
このマニラ学会を契機に同学会の運営面において、長年功績のあった瀬戸 晥一先生が理事職を引退されました。また、Executive Directorも栗田賢一教授から高橋 哲教授に、J Oral Maxillofac Surg Med Patholの EDITOR-IN-CHIEFは濱田(鶴見大学)に変わりました。
また、本誌はインパクトファクターを担っているトムソンロイター社よりEmerging Sources Citation Index 対象に選ばれ、将来的にインパクトファクター獲得に近づきました。日本は同学会で重要な役割を果たしています。

アジア口腔顎顔面外科学会についての入会について、その他のお問い合わせは、下記宛にメールかFAXでお願いします。

アジア口腔顎顔面外科学会東京事務所
e-mail:tokyo-office.asiaaoms@jsoms.or.jp
FAX番号 03-5423-2721

大韓口腔顎顔面外科学会
Korean Association of Oral and Maxillofacial Surgeons(KAOMS)

1986年(昭和61年)10月に大韓口腔顎顔面外科学会と姉妹提携を結び今日に至っています。
例年4月には韓国の学会へ日本の会員が、秋の日本口腔外科学会総会には韓国側から多数の参加者及び演題発表があります。

中華民国口腔顎面外科学会
Taiwanese Association of Oral and Maxillofacial Surgeons(TAOMS)

2007年9月に中華民国口腔顎面外科学会と姉妹提携を結び今日に至っています。
2017年には姉妹提携10周年を迎えます。例年3月には台湾の総会へ日本の会員が、秋に開催される日本の総会には台湾の会員が多数参加しています。

アメリカ口腔顎顔面外科学会
American Association of Oral and Maxillofacial Surgeons (AAOMS)

アメリカ口腔顎顔面外科学会とは10数年前から親密な交流があり、とくに1992年と1997年に大韓口腔顎顔面外科学会との3学会で合同学会をハワイで開催し、お互いの学術交流を深めました。また、Journal of Oral and Maxillofacial Surgery の編集委員に村上賢一郎先生を公式に派遣しています。

ネパール口腔顎顔面外科学会
Nepalese Association of Oral and Maxillofacial Surgeons(NAOMS)

2008年1月から両国の口腔外科領域における学術交流が始まりました。
これまでに計7回の合同学術会議をカトマンドゥ市で開催しました。また、同時に両国の若手口腔外科医を対象に、手術指導を中心とした臨床研修を行ってきました。この間、ネパール口腔顎顔面外科学会が2011年に正式に発足しました。2016年11月には学術交流協定(academic exchange)を締結しました。

中国口腔顎面外科学会
Chinese Society of Oral and Maxillofacial Surgeons (CSOMS)

2014年に学術交流協定を締結しました。
2015年には上海で第1回日中合同シンポジウムを開催しました。2017年に京都で第2回日中合同シンポジウムを開催予定です。

モンゴル口腔外科学会
Mongolian Association of Oral & Maxillofacial Surgeons

2013年10月に学術交流協定を締結しました。
2013・2014年(公社)日本口腔外科学会学術大会には、モンゴル口腔顎顔面外科学会から理事長をはじめ会員が参加し、学術発表も行うなどして交流を深めました。以後、2015年は、モンゴル口腔顎顔面外科学会創立20周年記念学術大会に栗田理事長(当時)、嶋田教授が招待され、2016年のモンゴル口腔顎顔面外科学会学術大会には富永教授が招待され、
それぞれ講演を行っています。

ドイツ口腔顎顔面外科学会
German Association for Oral and Maxillofacial Surgery (DGMKG)

2012年より、若手口腔外科医の学術交流の一環として、双方の学術大会において日独セッションを開催しています。2017年度は、京都で第6回日独セッションを予定しています。

フィリピン口腔顎顔面外科学会
Philippine College of Oral and Maxillofacial Surgeons (PCOMS)

2007年に学術交流協定を締結しました。両学会間で年次学術大会の講師派遣を行っています。

ヨーロッパ頭蓋顎顔面外科学会
European Association for Cranio Maxillo-Facial Surgery (EACMFS)

隔年で開催されるEACMFS Congressにおいて、日本口腔外科学会はGuest Societyとして招聘されており、毎回、テーマに即した日本を代表する演者を派遣し、シンポジウム形式のJapan Sessionを開催しています。次回は、2018年のミュンヘン大会で口唇口蓋裂をテーマとしたSessionを予定しています。